多少耳を引きちぎる話

ネットで拾った一言いいたいネタを吐き出すブログ

トランプ=人種差別者のイメージを作り出すど素人メディア

 
トランプ当選後米国内での過激な人種差別が増えたともっぱらの噂です。

f:id:bulb37bottle:20190116165519j:plain

いまだに多くの人が人を「色」で分けて見てます。

別にトランプ自身が過激な人種差別発言をしているわけじゃありません、もともと昔からいた人種差別者が難しいことはわからないもんだからトランプの発言を勝手に勘違い解釈し、トランプという名前を盾にして堂々とやり始めただけです。人種差別は最初からありました。

それにトランプ登場以前から過激ではなくとも白人優越や排他的な人種選択など、テレビつけたり雑誌開くだけですぐわかるじゃないですか。人気の海外ドラマじゃ出てくる人ほぼ白人。今まで何も気づかなかったというならなかなか筋金入りのアホではないでしょうか?日本人だって広告やアニメキャラクターに白人ばかり起用することで海外からレイシスト呼ばわりされてるの知ってます?
ただ臭いものにフタをしてきたのがトランプをきっかけにフタを開け始めた人がいるってだけの話です。開けたら中を掃除しなければなりません。トランプを速攻で退陣させてフタをしめようとしたって何も解決しないのです。


で、メディアが人種差別人種差別うるせーので具体的にトランプがどんな発言をしたのか調べたのですが、移民の犯罪(日本だって犯罪増加を懸念して移民を受け付けてません)、外国の経済と軍の整備等ソフト面に対して言ってるのであって人種そのものに対しては何も言及していません。ついでに言えばこの人はヨーロッパに対してもボロクソ言ってます。単に彼なりの語彙と表現方法で発言すると全てが攻撃的に聞こえるので、被害妄想的な弱メンタル聴衆が過敏に反応して拡大解釈してるだけです。つまりトランプの発言を勘違いしている人種差別者達とだいたい同程度の知能です。

小学校の時国語のディベート授業で意見に反対=人格批判ではないって教わりましたよね?

そもそも人種差別は自身が自分の属する人種グループに対して帰属意識を持っていなければ成立しません。精神が自立していれば他人のしょうもない影響は受けないものです。他人に何と言われようが自分は自分が誰なのか知ってるんですから。何か言われてすぐブレる奴はもう少し己と向き合いましょう。

トランプの言っていることを良く聞いてみればアジア人が見ぬふりをしてきた問題もくっきり浮かび上がってきます。

もう東アジアは十分な経済力があります。生産力も技術力も高い地域です。それにも関わらず軍事力の均衡はアメリカに頼り続ける始末、いつまでたっても自分達の問題を自分達で解決できない地域は格下に見られて当たり前です。
経済的にドルに依存してるのも同様です。ヨーロッパはユーロに統一してアメリカに対抗し、対等に張り合うための努力をし、実際アメリカの干渉を受けつけない連合を作り上げています。
ではアジアはどうしているか?お互いに分裂したまま、何をしようにもアメリカに干渉されっぱなし。これは肌の色とかそういう問題ではありません、問題を見て見ぬフリをして自分で解決してこなかったからこそ白人に格下に見られているのです。

トランプが指摘しているのはそういうところです。別に彼自身がアジアを格下に見ているわけではありません。「俺から見て自立できる力が十分あるんだからいい加減自分達でなんとかしろ」と言ってるのですから、むしろ彼は他の白人と違ってアジアをライバルになりうる対等な実力者として見ています。彼にとってアジアはもう保護対象ではないのです。

今までどれだけアメリカにナメられてたか、この国家としてのプライドの無さを再認識する良い機会ではないでしょうか。