多少耳を引きちぎる話

ネットで拾った一言いいたいネタを吐き出すブログ

「馬鹿の対処法」(笑)

中学の頃テストで80点以下を取る生徒は全員同じレベルだと思っていたのですが、どうも30点と70点では大きな違いがあったようだと大人になって気付きました。

 

これからの時代人工知能でも理解できるレベルの学習などどれだけ修得したところで何の意味もありませんので何も80点以下が馬鹿だという意味ではありません。ただ、個々が「馬鹿だ」と思っている人々にも馬鹿の程度に違いがあると言いたいのです。

 

 

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いくら腹が立つからと言って「馬鹿」と一括りにするだけでは馬鹿と同レベルです。不快な感情をむき出しにしロクに分析もせずたった一言口から吐き出すだけで問題を解決した気になれる魔法の言葉が「馬鹿」です。これではどちらが馬鹿なのかわからなくなりますね。

 

「馬鹿の心理」「馬鹿をスルーする技術」ネットでこの手の記事が溢れているところを見ると分析の段階まで自力でたどり着けない人が大勢いるのでしょう。「馬鹿」は理由も根拠も様々です。そこを解明しないで自身に沸きあがる不快な感情への対処法が見つかるはずがありません。

ちなみに愚痴を言う人も似たようなものです。愚痴を垂れ流して中途半端にストレスを解消してしまうために結局問題の根本的な解決までたどり着けないんですよ。

 

まず何故相手を馬鹿だと思うのか、何故腹が立つのか自己分析をするかしないかで相手と同レベルかどうかが決まります。

・感情が先行して事実の整理ができていないため結局何が言いたいのかわからない、説得力に欠ける

・これと言って何の実績も成果も出していない人間に限って他力本願であり低俗な言葉で他人の陰口を叩いている

・フィクションの見すぎで重度の中二病を患っており自身の厨二的な世界を知らない人間を無知だと見下している

馬鹿と言い放つ代わりに事実をまとめて本人に突きつければいいだけなのです。おそらく皆さまが馬鹿と呼んでらっしゃる人達に共通するのは「根拠に欠ける優位性の主張」だと思われます。相手が文明化した人間であれば優位性を崩せば黙ります。ただし崩すといっても自分が共感した他人の分析をテンプレコピーしているだけの方は一見説得力があると見せかけて頭脳はインコレベルですので要注意。

 

中国人だろうがアメリカ人だろうが根本原因を掘り下げ確実に要点が伝わるように話をまとめて正直に伝えれば納得して黙るのですが、日本のネットでは真の馬鹿を見かけることがあります。相手を「馬鹿」と罵ることでしか反論できない大人、これが正真正銘文字通りの「馬鹿」です。今ふと脳がスポンジ状になる感染症を思い出しました。さすがにここまで来ると言語が通じませんので同じ人類でこれほど知能に差が出るものかと笑って去るのが一番でしょう。動物と高度な情報コミュニケーションを取るのは不可能です。

余談ですがアメリカ人では解決にはならずとも熱を冷ますようなうまい言い返しをする人がいますね。コミュニケーションとしてのプレゼン力平均が高いと思います。まぁ彼らの場合言葉で収拾がつかなければ殴り合いに発展してしまう可能性もあるため自分達で気を付けているようですけどね。

 

また、私自身絡まれたことはありませんが他人同士のやり取りを見ていて気付いたのは、他力本願な人を相手にすると永遠に非をなすりつけてくるので話が終わらないようなのです。しかし他力本願な人間に絡まれる側にも実は共通点があります。

それは「他人の褒め言葉や称賛に心を動かされる人」です。褒め言葉であれ批判であれ結局は他人の物差しで決めた評価に過ぎませんが、どちらも人を支配できる餌にもなります。他力本願な人間は大抵この餌をぶらさげて「言う通りにしてくれれば餌をあげる」という態度を示します。youtubeでよく見かけるコメント例を挙げるなら「こんな人だと思いませんでした、登録外します」「あなたみたいな人は嫌いです」とわざわざ宣言する人ですかね。普通の人は不快であれば黙って去ります。こいつらは自分の好意が他人を釣る餌になると思い込んでいるのです(この場合「そもそもあなたの好意は不要だ」と伝えれば一瞬で終わりそうですね)。これらのコメントは相手が自分の理想通りに振舞うことを期待する他力本願の表れです。結局他人の言う事も考える事も全員バラバラなのでアテにしても仕方ありません。自分の頭を使いましょう。なんで一人に一つずつ脳味噌ついてるのかわかってます?

 

 さてここで朗報です。

日本は自然言語処理の分野で遅れているので大分後になるかもしれませんが、今ネットで根拠の無い低俗な誹謗中傷コメントを書き込んでいる連中はそのうち人工知能によるコメント規制で一掃されますのでこういう人達は今後ネットでも息ができなくなることでしょう。更に国外の大手企業はもう問い合わせ対応に人工知能を使用しています。日本も昨年あたりから導入し実装する企業が急増しています。怒り狂ったクレーマーの支離滅裂な文章は人工知能には解析不能のためクレーム対応すらしてもらえません。つまり文明化の遅れた「馬鹿」は日常生活すらままならなくなります。

性産業にロボットが投入され理想のパートナーを購入できる時代が来れば、異性を外見と機能性だけで評価しコミュニケーション能力が低く個性や繊細な感情のやり取りを見抜けないような人間はロボットと一生添い遂げるでしょうから誰も不満を抱くことなく平和的に不要な遺伝子が人類から淘汰されていきます。人工知能とは脳を模倣したものですのでそのうちロボットにすら拒絶される日が来るかもしれませんが、その時にはとっくに淘汰され消えているでしょう。