多少耳を引きちぎる話

ネットで拾った一言いいたいネタを吐き出すブログ

「ドイツの殺処分ゼロは嘘」そういう問題か?

一時期「ドイツは犬猫の殺処分ゼロ」という記事がネットで出回り、その後「殺処分の定義が違うだけでゼロではない」という記事が出回りました。

 

問題は嘘かどうかではなくどうやったら殺処分を減らせるかではないのでしょうか。結局、自分達が比較されたり非難される不快さに目が行くばかりで飼い主のいない犬猫を具体的にどうするかは何も考えていないからこそこのような発想が出てくるのです。関係無い場所で関係無い議論をしているだけ。

 

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動画で誰かがゲーム内の猫の飼育に失敗し死なせてしまえばコメントで「かわいそう」「最低」(おそらく小中学生と思われる、さすがに大人でこのコメントをしていたら引く)とほざく偽善者が大量に湧き、動画で誰かが飼い猫を着地しやすい体勢で軽く投げるように移動させただけで「動物虐待」「ひどい」とさわぐ偽善者が大量に湧きます。こいつらは本物の動物虐待のニュースもドキュメンタリーも見た事が無いんでしょうね。興味無いんでしょう。

 

ネットのコメント欄で偽善者ぶっている連中は民間保護施設に寄付したことでもあるのでしょうか?ボランティアで保護犬を預かっているのでしょうか?捨て犬・捨て猫を保護して自分で面倒を見ているのでしょうか?ペットショップに売られている可愛らしい子犬ではなく保護された老犬をペットとして迎え入れようと考えたことがあるのでしょうか?

あれだけ大量に湧いている動物愛護アピール団体が全員これらの対策を実行に移していたらとっくに殺処分ゼロで野良猫も保護施設で待機している動物もいなくなっているはずです。だいたい本当に実行している人はそんなアホらしいネタに絡んで炎上したりしません。明らかにただのゲームだし、明らかに餌も整った環境も十分に与えられている、実際問題に直面している人達の現状と比較したらあまりにも平和でどうでもよすぎるからです。

 

この手の記事やコメントを見かけるといかに多くの人が問題からは目を背けるが承認欲求だけは強いのかよくわかります。捨て犬、捨て猫なんかより自分をかまってちゃんが大量発生中のようです。あいつらは誰が引き取ればいいのでしょうか。

 

やたら自己弁護に走り問題解決から目を背ける人が多いですね。問題解決の手段として「この方法通りにやれば人間関係がうまくやれる」「頭がよくなる」「目標を達成できる」と方法論を列挙している人達も多く見かけます。毎年世界中で新しいダイエット方法や器具、サプリメントが大量に現れますが世界の肥満人口は増える一方ですよね?

人間はコンピュータではないので何かの方法論通りにやれば誰もがうまくいくわけではありません(むしろほとんどの人が上手くいかないでしょう)。一人一人が自分の問題には自分で向き合わねばならないのです。人に答えを聞くだけで自分で考えない人間は脳を持って生まれた意味がありません。