多少耳を引きちぎる話

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炎上の心理学

 
 
 

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「炎上」とは特定の発言者を大して説得力も無い反論で大勢が袋叩きにする醜い争いのことを指すかと思いますが、最近ではどうやら「大勢ではなく少数の粘着質な人間が繰り返し中身の無い誹謗中傷を投げつけている」ことが判明したという話も聞きました。なんにせよ義務教育すら受けて来なかったのか、批判の内容が非常に短く感情的でこいつの発言を表示するだけ電力の無駄遣いだなと思わせる内容が多く占めるのが特徴です。


一体この人達は何を考えているのでしょうか?

個人同士の意見交換ではなく「炎上」するあたりある程度群れないと主張できない人達とも考えられます。ではなぜこの人達は群れて哀れで利己的な「正義」とやらを主張するのか。

小学校の学級レベルから成長していないからです。

 

誰か1人が「あの子が悪い!」と言い出せばバカの一つ覚えに一斉に叩き出し、普段は優秀さの欠片も無い凡庸な小学生が自分は悪を追求する正義だと主張することで先生や大人達に認めてもらおうとする、あの心理と同じです。

みんなも同じ意見=みんな自分の事を認めてくれてる!といういかにも頭の弱そうな奴が集まり普段の疎外感を一瞬だけ紛らわしてくれる一体感を感じているに過ぎません。

 

法的根拠はなく独自の正義感で人を裁きたがるのも特徴ですが、そもそも人はいろんな面を持ち合わせていて当然です。発達心理の過程で、幼児は「叱ってくる悪い母親」と「愛情を注いでくれる良い母親」を成長するにつれてひとつの人格と見なし統合していきます。

何かひとつでも気に入らないところがあればその人全体の人格と置き換えて非難する、これは幼児期から成長してないということです。

 

有名人だって中身は普通の人間です。聖人じゃありません。ただでさえ取り巻く人数が多いのにいちいち万人のお手本になり、一人一人の人格に配慮した発言なんてできません。そんなこと気にしてちゃ仕事になりませんし、大体八方美人で口先の上手い奴ほど仕事してません。

むしろこの人口爆発時代でたかが取り巻きの一人にすぎない自分の主張だけ特別に目をかけて尊重してもらえると思ってる人は何をどう勘違いして育ったのでしょうか。他人の立場は一切考えないが自分の立場は良く考えて配慮してほしい!そんな人々の姿が浮かんできます。

そもそも何故たかが芸能人の一人や二人にそれほど執着するのでしょうか。ぶっちゃけみんな言うほどテレビ見てないですし、その人達に影響力があると勝手に思い込んでるのは放火魔自身なわけです。自分で勝手に影響力を与え、自分で勝手にその影響力をなんとしても亡き者にしてやろうと放火するんです。火をつけるべきなのは有名人ではなく自身の頭です。他人に影響力を見出すということは自身の主体性がしっかりしていない、要するに未熟なのです。

 

海外の記事では社会問題や人権・差別に関する話題で炎上することが多いですが、日本人が炎上するのはせいぜい不倫や服装など実にくだらない内容ばかりです。普段からいかに関心事のレベルが低いかよくわかります。